人を動かす「仕掛け」あなたはもうシカケにかかっている
こんにちは
今回は書評をやってみたいと思います
本の名前は
人を動かす「仕掛け」あなたはもうシカケにかかっている
です
この本はちょっとした工夫をすれば相手に働きかけられるような
様々な仕掛けについて書かれた本です
教授が仕掛けに興味を持ったきっかけは
大阪の天王寺動物園のあるものがきっかけだったそうです
それは柵のうえに設置されていた筒だそうです
人ってのぞけるところがあればのぞいてみたくなりますよね
展望台の望遠鏡とかね
教授はそれをのぞいてみてその筒がなければ見ることもなかった
像の糞を見たそうです
おもわず行動させてしまうもの 仕掛けに注目したのはこの出来事から
始まったそうです
本に書かれている例を挙げてみます
例えば
こんな風に自転車が乱雑に置かれているのあなたは目にしました
これをどうにかきれいに停めてもらうようにするにはどうすればよいか
30秒でいいので考えてみてください
下に文章が続きます
著者の松村真宏教授は次の解決策を提案しました
駐輪スペースに白線を規則正しく引けば人はその枠の中に停めたくなるのではないか
例えば下の図のように
こうすることで実際に整理整頓されるようになったそうです
さらに応用してこの白線を斜めにして引いてみると
自転車の出っ張りが少なくなるので歩行者に邪魔にならないという
利点まであるのです
ほかにも自動お掃除ロボットも仕掛けになっています
自動お掃除ロボットは掃除する場所に障害物があると
うまく掃除することができません
すると必然的に散らかったお部屋をかたずけるように仕掛けられているのですね
このことに気づいて私はハッとしました
他にもアッと驚くような仕掛けがたくさん紹介されています
ぜひ一度書店でお手になって確認してみてください
あなたもきっとワクワクしますよ